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この世界の片隅に 5話 [TV感想]

一言でいうなれば・・
せ・・切ない・・
そして複雑です!
最初は、この、鈴の幼馴染~いくら彼女に好意よせているとはいえ夫婦の間に割って入ってきては、いきなり止まらせてくれ~~て、どういう了見なんだ~~~~!
と、少し思っちゃいましたが・・
家族の皆さんも、最初は珍しい食べ物につられて、その暴君っぷりを許してしまうのですけれど・・
鈴の旦那さんの面白くなさそうな顔をみると、いてもたってもいられなくなるのですが・・
でも、幼馴染のその後の、何気ない会話で・・
ああ、この人は死ぬ前に好いた女子の顔をみにきたかっただけなんだ・・
と、理解してしまった瞬間~~
なんともいえない気持ちになりますね。
海軍になることを夢見ていたのに、それが出来なかった旦那さんと・・
海軍として死を覚悟して戦地に向かう鈴の幼馴染・・
どっちの思いも複雑で、優先順位~なんてつけられない・・・
ただの色恋沙じゃない、どうすることも出来ない、時代に翻弄される三角関係といいますか・・
にしても、鈴の旦那さんは本当に器の大きいお人です。
いくら同情心があるとはいえ、自分の嫁を他の男の元へと真夜中向かわせることを許してしまうなんて・・。
あのとき、鍵をかけた・・てことは、一晩過ごしてこい・・
て、意味なんだったろうと思います・・
心が揺らがないうちに・・
だって、男と女が一晩同じ屋根の下、二人きり・・て、そういうことじゃないですか・・
でも、鈴の気持ちは、ただ一人の人に向いていて・・
好いた女を水ら他の男に抱かれることを許した夫の思い・・
好いてもいない男に抱かれること夫に許されてしまった妻の思い・・
最後を遂げる前に、一晩だけでもいいから好きな女の肌を・・と思った青年・・
それぞれの思いが複雑で・・
言葉にしなくても、多くのことが伝わってくる・・
そういう作風あ凄く良いですね。
近年のドラマhモノローグがなければ人物の心理を描けない・・
そんな作品ばかりだから若者の感性が磨かれない・・
繊細な死ウサから人物の心理をよみとれす作品・・
又、そういう心理を読みとめる人間になっていかないと・・・
なんて、近年は凄く思います。
そんな感じで・・
皆のそれぞれの思いが純粋すぎて・・
戦争の中、普通という世界は通らない・・・
普通ということが何よりも大切で、かけがえの無いほどに大事なもので・・・
だって、昨日まで一緒だった人が明日にはいなくなるかもしれない・・
恋人、家族、友人・・
本当、今の時代では、何時でも好きな時にあえる・・
そう、生きていれば、どんなに遠く離れていてもそれは叶えられないものではなくて・・
それを当たり前に受け止めすぎちゃいけない・・
その当たり前をありがたく思わなきゃいけない・・
皆でモチつきを和気藹々と楽しんでる姿も、何時まで続くか分からない幸せ・・
そして、こういう時代の男性は皆そうなのかな・・
無骨というか、一本気というか・・
女心がわかっていないというか・・(笑)
空気読めないというか・・(笑)
なんとも、仕事以外に関しては鈍いというか・・(笑)
男目線ゆえの、その不器用な優しさはときに残酷で・・
時に頼りなく・・
その分・・・
戦争という現実が鈴の目の前につきつけられた時・・
いざって時に強いのは女の方なのかな・・
それとも、嫁いだ瞬間、自分の我が家は嫁ぎ先になるのか・・
家族の不法を知らされても、鈴はいたって普通で・・
寧ろ、お母さんの方がとても危うい状態・・
きっと、娘と母親では違うんでしょうね、愛情の注ぎ方が・・
息子の遺骨お運ばれた時の、このシーンそういうのがよく理解できた場面でもあり・・
悲しい、辛いと祖父母さんのように泣いて縋れればいいけれど、現実から目を背けようとする母親が、ある意味少し怖いといいますか・・
肝っ玉の据わってそうな母親だっただけあって、少し驚きました!
それにしても、致し方ない理由とはいえ、骨さえ返してもらえないなんて・・
拾えない骨の変わりに小さな石ころ一つ・・
なんて残酷なことを軍はするのだろう・・
と、親族目線で見ると強く思ってしまいました。
そして・・
そんな出来事があったからこそ、鈴ちゃんは兄の死を泣いて悲しむタイミングを失うことで我に返り・・
旦那様との話しの流で、あの版のこと・・
幼馴染と二人きり一晩過ごさせようとした旦那様へと、あのときの行動の意味をくってかかります(笑)、
そして、初めての夫婦喧嘩を~(笑)
車掌さんのナイスなフォローに、ず~とぎくしゃくしていた雰囲気あ、なんだかんだで仲良くなれたというか・・(笑)
鈴ちゃんいわく、兄様が仲直りさせてくれたんだね、ありがとう・・
と、旦那様の腕の中、幸せそう~な鈴ちゃんを見て、めでたし、めでたし~~て所でしょうか・・♪
そして、鈴が、あのお茶碗を彼女に返したのは鈴なりの、旦那様は自分の物です!という意思表示なのかな・・なんて思いつつ・・。
そして、とうと本当に・・
戦争の火の手が本格的に・・・!!
という所で、待て次回~です!
いや~本当に、この作品は言葉にしなくても伝わってくる・・
そういう雰囲気がとても良いですね♪
近年数少ない良作ドラマだと、個人的には凄く思います♪

タグ:ドラマ
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